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稲作日記NO52

いよいよ、収穫となりました。が・・・とんでもないことになりました。 まず、活躍してくれる機械を説明します。

kontena


これは刈り取りした稲→脱穀したもみをはこぶコンテナです。

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コンテナにあるもみを乾燥機へ送るためのホースです。電気でモータがまわり、高速で乾燥機へ送ります。

kansouki


乾燥機です。これはその昔刈り取った稲をはぜにかけて乾燥させていたのをこの機械で乾燥します。刈り取った直後は30%前後あるのですが、15%を目標に乾燥させます。乾燥するときは灯油をもやした熱風で乾燥します。すべてコンピュータが管理しますが、水分計には誤差がやはりあるため、専用の水分計で計りながら調整します。
それでとんでもないこととは、ブログで紹介し刈り取り予定していた田んぼが田植えが出来るくらいの水があり、コンバインをいれたら、一発で動かなくなるので、そのほかの田んぼをしらべて、比較的水が少なめな家の裏の田んぼからはじめることにしましたが・・・。 まず刈り取りの手順は田んぼの入り口や、田んぼの四隅は機械で刈り取ることができないので、機械が旋回できるくらいの広さを手刈りします。

azegari


コンバインで刈ります

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この写真ではわかりませんが、田んぼがやわらかいのなんの、うちのコンバインは脱穀したもみをコンバインのタンクにためるのでタンクの重さがコンバインのバランスをくずしてしまい、キャタピラがどんどん沈んでいきます。

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この写真の右上あたり、田んぼの四隅で旋回するときキャタピラのわだちが残る残る。コンバインも沈む沈む。さらにこの田んぼはにっくき台風のおかげでたおれているため、刈り取る方向がきまっているため、ぐるぐる田んぼを回る刈り取りができません。

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なんとか、無理をして田んぼの1/3は刈り取り出来ましたが、写真の刈り取りの出来ていない部分はとても柔らかいため、コンバインのおなかが田んぼにこすってしまい、今にもスリップ寸前であったため刈り取りが出来ません。やむおえず終了です。コンバインが田んぼに埋まることはさけたいため(埋まったときの処理が自分ひとりではできません。)です。稲がうまく育っても刈り取るタイミングを逃すと今までの苦労がぱー。3日に1日雨が降って、さらに台風が立て続けに来ているためはかどりません。こんなことは20年ちかく稲作りしていますが、はじめてです。あすは田んぼの水をはかすため、溝を掘る予定です。

最後に一言。疲れた。

コメント

手狩りの手が足らん時はマジで呼んで下さい。
明日の天気、なんとか持たないものか・・・

なるほど、周りだけ刈ってあるのをよく見かけてたんですが、
そういう理由があったんですね。
なんとか今日も天気もちそうですよ。

う~~、ホントお疲れ様。

凄いんですね。コンナに手間が掛かるとは…

jpanのお米は最後で良いですから!

無理しないで頑張って下さい。(^^)/

思ったより水が引けてるからヨカッタ。もっとグッチャかと想像してたよ...キャタ埋まったら最後だから無理しなくて正解だね。お疲れさま。

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