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稲作日記NO260(失敗)

お昼に春菊の出荷をしようとした矢先、JA担当から電話。
「先日出荷いただいた春菊が破棄になりました。理由はしおれかけがあるためです。」と。
(ここではそっけなく書いてますが、もっと丁寧に説明してくれましたよ。実際は)

あちゃー。(*゚Q゚*)

実際、収穫して3時間ぐらいだったのでいけると思ったのですが、厳しい審査には通らなかったようです。

なんとなくは、思い当たる節があります。

春菊を収穫し包装するまでの間の取り扱い

多分、先輩方は保冷をされていると思うのですが、していなかったこと、多分これです。しかしながら、保冷庫はまだ持っていないのでじゃあどうするか?しかも出荷直前ですでに包装していたので、これらをどうしようか悩んだのですが、今回の出荷分は大丈夫だとおもい、「となりの農家」へ。

出荷手続きに行くと、他の農家の方もたくさんおられましたが、おばちゃんが、私の春菊をみて

「出してもすぐ引っ込められるよ。葉先がしおれかけているでしょ。朝一で出しても昼にはさげられたものもあるからね」と指摘が。

「しおれたのを冷水につけんさい。そうしたらシャキッとなるけん。あと包装は空気に触れんよう袋とじにしたんがええよ。」とあわせてアドバイスをいただきました。

「ありがとうございます。勉強になりました」とお礼をいって帰宅。

私も保冷庫を買わないといけないと思いながらも、なんとかなるかなとたかをくくっていましたが、そうは問屋が卸さなかったです。 20151121093547897.jpg
早速、冷水につけておきました。適当なのがなかったのでこれで。

今回の原因ですが、「蒸散」作用によるものじゃないかと考えています。ピーマンとかはそこまで心配しなくても良いのですが葉物野菜はこの点がシビアに現れるので注意が必要ですね。

蒸散(じょうさん、transpiration)とは、植物の地上部から大気中へ水蒸気が放出される現象である。蒸散の大部分は葉の裏側で起こるが、これは、蒸散の行われる気孔が裏側に集中しているためで、葉の表側や茎、花、果実においても見られる。(Wikipediaより)

保冷庫の準備ができるまではこの方法でいきましょう。少しではありますが出荷調整ができるので焦りがなくなるのも私には大きいです。

Tag : 春菊

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