ふぁーむたかちゃんち
今年の目標 「低コストで高収益と高食味の追求」 平成30年3月20日付けで「認定農業者」となりました。
信頼

この冬もネギ堀バイトに行かせていただいてます。初年度は管理機をつかって土を削って手堀り、二年目は人が増えてやっぱり管理機をつかって手堀り、で今年はユンボをつかっての掘り出しです。
私自身、ユンボは触ったことないのでバイトはじめはユンボ操作は、雇い主が行っていましたが、ちょっとづつ触る時間をもらい、今は私がユンボを操作できるようになりました。
ほんと、ユンボは便利ですね。2本の油圧レバーでショベルを操作、真ん中の2本のレバーでクローラを動かしユンボを移動させます。ショベル操作は慣れれば大体できるもので、クローラレバーはいつも乗っているコンバインとは逆の考えに多少の戸惑いがあります。
というのは、コンバインは主変速レバーを入れると進み、曲がりたい方向のレバーを引くとクローラが止まり旋回するのに対し、ユンボはレバーを動かして初めてクローラが曲がるので全く逆なんです。しかもユンボ本体は360度旋回できるので180度ターンしたら前後レバーも逆転しますので、戸惑います。
そんなこんなですが、何とかなってます。
要は慣れ、慣れなんです。
雇い主にも信頼されているので、ユンボも操作させていただいてます。
どの世界もそうですが、信頼はとても大事です。
理想と現実
先日、JAの担当から「水稲の余力はありませんか?、作ってほしいとの話があるのですが・・・」と。
昨日その担当と一緒に圃場の確認へ。規模は1,2ha。圃場6枚です。
結論は、低調にお断りしました。
理由として、1、自宅から圃場までの距離 2、機械の移動手段 3、街中 4、設備投資枠 5、年計画。 ぐらいでしょうか。1はそのとおりで車で15分ぐらいです。軽トラで。なので2をどうするかですが、あいにくトレーラ等持ってません。じゃあ設備投資すれば(リースやレンタル)と思うと思いますが、コンバインの支払いもこれからの時に次々と設備投資は営農上危ないと踏んでます。全体の3割までと自分は考えているので・・・
5は今年3年目の専業農家、家族も養わないといけないので、これからが本番なので、すこしリスクのある大きな投資はまだできません。
最後に3ですが、圃場の直近に住宅がならんでいます。いろんな人がいますから、騒音等、問題も出るでしょう。圃場が多くなると朝早くや夜遅くの作業もありますし、(幼馴染は夕方の作業中(草刈り)騒音苦情で警察に通報されました)2にも通じますが道路に泥を落とせません。
こんな理由です。なので担当者にはしっかりとこちらの現状を説明してご理解いただきました。もちろん近場の案件があればお話しくださいと言っております。拡大案件はこれからどんどん増えるでしょう。自分のキャパをわきまえながら最大値がはじきだせるように協力していきたいと思ってます。
JA側からみれば、若手生産者が少ない実情もあり、私に白羽の矢が立つのはわかります。
世の中、就農がふえているというニュースはよく聞きますが、ある程度の中規模農家のコマは私の住んでいる地域ではとても少ない(ほとんどいない)のが現実です。
期待されているのは日がたつにつれて、ひしひしと感じており、自分も規模拡大したいですが、できないこともあるので、難しいことなんです。
多分うちの地域だけでなくどこもそうだとおもいますが・・・。