ふぁーむたかちゃんち
今年の目標 「低コストで高収益と高食味の追求」 平成30年3月20日付けで「認定農業者」となりました。
稲作日記NO44(苗代の整地)

うちには残念ながらビニールハウスがないため、育苗も路地で行ってます。プール育苗も4年目ですが、毎年新しい方法を模索しながら育苗しています。今年は苗代の均平は昨年同様代かきをしたのですが、最終的な均平はトンボをつかって均平をとってましたが、納得できるものはなかなかできません。
しかも雨が降ると、所詮田んぼなので、ズルってしまいます。そのため今年はすこし固めてみることにしました。使う機械は「プレートランマー」。よく道路の舗装工事現場などで、作業員が手で押しているちょっとやかましい機械です(笑)。
ホイールローダの小さい版を借りてもいいのですが、よく踏み固める分重量が重たいので、予定以上に踏み固めて均平を崩してしまう点と免許がいるようなので、「プレートランマー」にしました。
実際にやってみると、少しぬかるんでいるところではうまくいかない点、作業が終わったあと軽トラの荷台にのせるのが大変でした。
(アユミを荷台に固定して、滑らせながら引っ張りあげましたが、60kgの巨体はちょいしんどかったです)

写真手前に向かって深くなっているので、おくの高いトコロを中心に叩いて固めて均平?にしました。透明なビニールホースは水をいれて水平基準を作りたかったですが、うまく行きませんでした。一人では均平を取る作業はちょっとむずかしいですね。

またナスの畑全体をロータリ耕運してすこし土塊を小さくして、トラクターの溝切りを使って額縁暗渠を作りました。また雨がふるそうですが、排水がうまく行けばいいですが。
全体はよく乾いているのですが、田んぼのすみの一つが水がたまりやすい状態になってました。作付はナスなので水はたくさん入りますが、ありすぎると腐ったりするのでちょい心配です。

稲作日記NO43(ココノエモチの塩水選と浸水作業)
また、今年からきっちりと塩水選で種を選び播種することにしました。これまで塩水選はしたことがなかったのである意味他の先輩方の見よう見まねの点がありますが・・・・

種籾です。

石本様 ありがとうございます。

定番な卵での比重計測。60リットルの水に対して7キロ弱ぐらいの塩でこんな感じです。で早速試しに少しだけ種籾投入。

浮いた籾をバケツにすくい上げるのですが、バケツの量が半端無く、残ったのがごくわずか。どうも比重が高すぎた様子。「うるち米」にくらべ「もち」は比重が軽い設定ですから。

真水を追加して比重を下げて、先ほど救い上げたバケツの籾を再投入。今日は長男にも理科の勉強がてら手伝ってもらってます。

綺麗にすくい上げて、予選を勝ち抜いた種籾。

2,3回もすれば、長男の手つきも様になってきました。

塩水選が終わったら種籾袋にいれて、真水で洗浄。塩水選の作業の間に温湯消毒のためお湯を沸かし中。目標の60度になったようです。

温湯消毒は、農薬の代わりに60度のお湯で10分間殺菌することです。特別栽培米の手順に則してます。

10分間たったら、

冷たい真水にザブーンと使っていただき、疲れを癒やす・・・・ではなくて、熱くなった種籾を冷却するためです。時間が立ちすぎると発芽障害にもなるので、温度と時間はシビアです。

すべての袋がおわって、やっと水浸作業となります。午前中から始めたのですがすでに夕方4時。結構時間がかかりましたね。
これからは積算温度100度から120度で発芽まで、この状態です。

予選落ちの種籾を袋に入れたのですが、ざっと15kgぐらいあるでしょうか。

あと、塩水選の桶を買いに行ったときにあわせて小さめのシャベルを購入しまいた。これはトラクターに常設しておくもの。いろいろと必要なんです。固定方法はまた考えます。
稲作日記NO42(保冷庫完成)
ユニット本体はお昼に取り付け完了。お昼から配線工事でした。

試運転で冷却ユニットの動作を確認して設置完了。中に入ってみましたが光を完全遮断しているのでほんとうに真っ暗。真っ暗なんですよ。
昼から長男とコメリに頼んでいた苗箱を取りに行ってきました。200枚なので軽トラの荷台いっぱいになりましたね。

家に帰ってきたら、畑の最高運と溝切り作業。

前回までの状態は本当に土の塊だったので、今回はPTOを1、2,3,4と順番にしっかりと耕運して細かく細かくしました。最後に額縁暗渠を溝切りを使って、掘りあげて作業完了。
万が一大雨が降ってもこれぐらい溝が深ければ大丈夫かな。
本音は早くマルチャーの試運転がしてみたいですが・・・(笑)
本日もご苦労さんでした。
Tag : 特別栽培米
稲作日記NO40(タイミング)
まあ、自然に起こってもしゃあないし、農業という自然と共存のしごとなので、人間の都合を押し付けてはいけません。
で、田んぼのロータリー耕運を行いました。今までディスクロータリーで山にして、それを崩している状態ですが、雨が降るとどうしても谷の部分に水が溜まってしまいます。しかもここ数日の陽気で草も伸びてきたので今が耕運のタイミングでしょうか。
今年から面積が増えたので、田んぼの数が10枚(お米、もち)で畑の数が2枚です。枚数が増えてもすべてが家の近場なので、恵まれていると思ってます。


ロータリのフラップのバネを気持ち強くしているので土が抑えられているのがわかると思います。
PTO1、主変速2、副変速Mで作業を続けました。圃場によってはかなり柔らかかったところも大分乾いていたので作業はスムース。
半日で5枚の田んぼを終えることができました。

稲作日記NO39(保冷庫の納品)

3トントラックで我が家へ到着。設置場所は綺麗に片付けていたので、早々に作業開始。
設置場所はコンクリートで足場は固めてあるので、問題はないのですが、うちの納屋は古いので(多分築80年はいっている)集中豪雨がくると雨漏りがするんです。で奇しくも設置場所近辺もそうなんです。
そのため、コンクリート足場へ直におかずブロックをいれてすこし浮かせてもらうようにお願いをしました。当初は片付けをした時にあったレンガでいけるかと思ったのですが、数が足らないのと水平をとるのに、セメントが必要ということで、ホームセンターへ買い出し。
作業はブロックでの床面設置がおわったところでお昼。
私は昼から「水稲育苗講習会」があったのでそれに参加。

大体の流れは知っていたので、確認したい案件を聞きに行くのが主でしたね。
講習会から帰ると、本体枠がほぼ完成。パーツとパーツの間にコーキングを入れておられました。コーキングが5本もあり、サイズが大きいと量も半端ないねえ、と思いながら・・・・。 組み立てにはあまりお手伝いができませんでしたが、夕方5時の時点で本体は完成。コーキングが完全に乾いてからの次の作業ということで、保冷ユニット取りつけは月曜日に。

保冷庫のすのことその下に保冷ユニット。
これで今年の購入商品は搬入完了です。しかしながら、まだまだ不安なことも多く、かつ過不足資材もちょこちょこ購入しており大変な毎日を過ごしております。
稲作日記NO38(今週は研修週間)
稲作日記NO37(溝切りの効果)

先日、降雨対策で行った「トラクターによる溝切り」での畝立てですが、とりあえずうまく行ったようです。ここ数日の天気のおかげで表土は乾き、中はしっとりとした水分状態でいまにいたっています。
また、PTO4で行ったにも関わらず土塊もある程度残っている状態でできているので、果菜類等に適してきた状態になってきました。
ただし全体的にはまだかなりのゴロゴロ土でありますので、もう少し細かくしようと思っているので、タイミングをみて再耕運を行う予定デス。うまくいけば、マルチャーの試運転も行いたいのですが・・・・・・(汗)。

Tag : 土作り
03/19のツイートまとめ
takachanchi
@tomo0326o 卒業生として書くなんて凄いですねえ。
03-19 17:22
稲作日記NO36(予想外の展開)

これは3月2日の時の様子。隣との田んぼの間には湿田区域があり、植え付けはされておらず草も伸び放題。また奥の田んぼは借り主の家の別の名義のためなが~く作付けされていない、耕作放棄地。なのですごい高さの雑草がたくさん。どっかのタイミングで頑張って草刈機で刈ろうと思ってました。
ところが、

今日見たら、炭になっているじゃありませんか。 周りの田んぼは他の小作の人が作付をしているのですが、草を燃やした後がいくつも。どうもこの田んぼのまわりも燃えてしまったようです。(かなりの大火になったんじゃないかなあ)
いや、気を利かせてくれてもやしてくれたのでしょうか。先日の日曜日は不在だったのでわかりませんが、この時に燃えたようです。
というわけで、私としては結果オーライ。この状況を有りがたく受け止め、作業に励みます。

Tag : 土作り