ふぁーむたかちゃんち
今年の目標 「低コストで高収益と高食味の追求」 平成30年3月20日付けで「認定農業者」となりました。
稲作日記NO8
お休み2日目は播種作業をおこないました。播種作業そのものは楽なのですが、その前後が結構大変です。
準備
種まきを行う苗箱と土です。土は専用のものであらかじめ、肥料も混ざっています。
播種作業
自動播種機です。手前から箱をおくとベルトコンベア方式で床土→水→種籾→かぶせ土で出来上がり。向こうの軽トラは荷台にできあがった苗箱を積み上げます。
ここから苗箱をのせていきます。
床土をまいて水をかけます。土はブラシによってならされます。
動画はこんな感じです。「MVI_0874.AVI」をダウンロード
種籾がまかれます。ここではうすまきがポイントです。
かぶせ土をまいて完成です。
ベルトコンベアででてくるため、コンベアの先端はセンサーがついていて苗箱がくると作業が完全停止して、落ちないようになってます。そのため土や種籾の補充を安心してできます。流れ作業はこちら。「MVI_0876.AVI」をダウンロード
苗箱並べ
ならべてシートをかぶせます。そのまえに消毒剤をまいておきます。苗がそろい出るまでシートをはぐらないので、カビなどの細菌があるとだめになるため消毒します。
水で薄めて、じょうろでまきます。
シートをかぶせて完了。
かたづけ
きれいに洗ってまた1年後にお会いしましょう。
今日の作業終了です。おつかれさまー。
稲作日記NO7
本日と明日はお休み。先日からの種籾の浸水作業も大詰め。今日は催芽作業です。芽だし作業ともいいますが、冷水から温水にかえて芽をだす作業です。これまで冷水の13℃で浸していましたが、今日は32℃に変えて浸します。去年も説明しましたが、積算温度で100から130℃あたりで芽が出る計算です。昨日で8日目なので13×8=104℃です。32℃なので半日ぐらいの予定なので朝7時に32℃に変えました。
温水なのでビニールカバーも曇ってます。
微妙ですが、種籾が少し膨らんで、芽が出ていると思います。これでOKです。あすの種まき作業となるのですが、機械をつかうため種籾がぬれすぎていても機械がつまるだけなので、一晩陰干しとして余分な水分をとばします。
これで明日の作業に移ります。
平行して田んぼもトラクターでくれがえしです。ここ最近雨がよくふるのでしっけていますが
よく練りこんで草をからせれるのでこれで良しとします。
トラクターで耕すときも、前回耕した方向と90度かえてたがやすことで均一化が計れます。
今のトラクターは、作業機の深さ、傾きをすべてコンピュータ制御しているのでどなたでもきれいに耕せるのです。(ナイトライダーみたいでしょ)
きょうはここまで。
稲作日記NO5
いよいよ種籾の準備となりました。ことしも本格的に稲作開始です。
JAから届いた種籾です。
袋には ヒノヒカリと書いてあり、合格印もあります。
袋の中には種籾があります。これだけでは本当にヒノヒカリなのかわからないので
保証書までついてます。ヒノヒカリで間違いないです。ちなみに産地は東広島市高屋町
重兼農場とあります。ここは東広島でも有数の大規模農業をおこなっているところです。
まず行うのは塩水選といって、塩水の比重をつかって、だめなもみといいもみをより分けます。だめなもみは浮いてきます。
そのあと、よく洗って塩分をおとし、袋に小分けして消毒を行います。消毒液に24時間つけておきます。
この作業をおこなうことでばか苗を予防できます。今日の作業はここまでです。
稲作日記NO4
本日仕事お休み。昨日たくさん雨がふったので、少し躊躇しましたが、後のことを考え田んぼを耕すことに。ほんとは田んぼがある程度乾いていたほうがよかったのですがね。
耕す前に、追加の肥料散布。石灰窒素とようりん。ようりんは化学肥料で石灰窒素はわらくずの分解を進める効き目があり、ほんとは早くから散布しておきたかったのですが、いろいろと別で忙しかったもので。
毎年のことならがら、らくまきくんを背負って散布です。このらくまきくんもすでに10年活躍していてあちこち痛んでいますから、今年が現役最後かも・・・
散布後トラクタで耕します。最初の一番耕は土の塊が大きいほうがよいとされています。なのでロータリー(トラクターの後ろの作業機の名称)のカバーはあけて耕します。
ロータリの右についている羽どディスクはあぜ際を削るために使います。
作業をするとこんな感じ。この作業はあとあとのあぜ塗り作業が楽になるのです。
本日はここまで。
稲作日記NO3
本日は仕事がお休みであったため、田んぼに元肥を散布する作業を行いました。
散布肥料は牛糞とみつかね(化学肥料で、窒素、りん、カリウムの3点セット)の散布です。
牛糞は65袋(一袋:40リットル:液体じゃないよ(笑))、みつかねは30袋(一袋:20kg)なのでトラクターの後ろに散布用作業機を取り付けて作業開始です。
作業機の中は攪拌作業を行いながら散布していきます。
このような感じで作業を行いますがトラクターの運転席には壁がないので風が吹けば粉だらけです。ですから、作業終了後必ずお風呂直行です。(笑)
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