ふぁーむたかちゃんち
今年の目標 「低コストで高収益と高食味の追求」 平成30年3月20日付けで「認定農業者」となりました。
稲作日記NO113(最後の稲刈りは強敵でした)

この籾はうちの中では登熟が進んだ3反の田んぼ。青も少なめです。
さくさくっと籾摺りを終えて、最後の1枚の田んぼですが、この田んぼは今年最大の強者です。もともとこの田んぼは湿田気味で何年か前にスタックした場所で、よくよく乾かして作業をしようと計画通り進んでいたらこの前の不意打ちの豪雨。おかげで倒れ気味。

ひとまず入り口から直進を何度か繰り返し、ある程度の旋回スペースを確保したら、倒れている方向に向けてしかコンバインは走らすことができないので(逆向きだとロスばかりなので・・)スタート地点の旋回スペース確保

こんな感じです。

スタート地点の旋回スペースも確保できました。少しでも効率よくするために、田んぼを分割して作業を実施。
中割り地点をさがしたら、ちょうど向こう側まで稲穂がたっている箇所を発見。

速攻中割り作業を開始して、向こうまでいってはバックでかえって、いってはかえっての繰り返し。
向こう側は右側にいくにつれ、ぬかるみが多数。コンバインである程度はいけたものの、コンバインのおなかをこすり出し始めたので、そのぎりぎりのポイントを探すのが大変でした。失敗したらコンバインスタックで作業ができなくなり予定どおりに済まないですからね。

「コンバインで刈り取り」できる部分は行って、時間をみたら、停電の時間。中国電力の人も「いまからしまーす」とのことで作業を開始されてました。あちらは大勢で作業なので、40分の予定を30分で完了。まあ下準備も早い時間から行っておられたのでさすがです。
で、私の稲刈りは、手に鎌をもって手刈り作業を開始。一人作業でさらに足下が悪いので3時間かかり、そこから脱穀作業に1時間、終わったら8時前。大変でしたがなんとか稲刈りだけは済んだので少し気が楽になりました。
それにしても、つかれたー。
稲作日記NO112(籾摺りと稲刈り)

ライスグレーダのおかげで選別能力があがっていますが、やっぱり青が多い。やっぱり登熟期間に2つの台風は
こたえてます。もちろんこれは玄米上の話で、白米にするときれいなお米に仕上がります。
怒濤のように籾摺りを終えて、稲刈りですがあの”手こずりそうな田んぼ”はまだ田んぼが柔らかいのでもう一日干すことに。そのため、家の横、3反の田んぼの残りを刈り取り。
このブログを読まれている方は、今年疎植試験を行った田んぼです。

やっぱり疎植は威力あります。株がものすごい太いこと。鎌で刈り取るにも茎いっぽんいっぽんが太いなあ、と実感してます。が来年はしないかな。今の田植機が疎植対応に変われば話は別ですが、補植がてらの作業は大変な時間がかかります。この時間をほかの作業にむけるべきだったと思う点が。疎植ではなく、植え付け本数をぎりぎりに少なくして植える、今までのやり方を基本に考えましょうかね。

この田んぼは元々良く乾いていたため、多少の水たまりがあろうと直進するだけは何ら問題ないのですが、このような田んぼの状態のときは同じ場所で旋回をつづけるとそこがぬかるみます。このように小さな田んぼは旋回しまくりなので枕地は結構荒れてしまいました。

3反の田んぼですが、ここは幸いにも収量が多いためか刈り残り分があったのでここも刈り取りしました。本来ならコンバインは刈り取りしたあとカッターで切り刻んで田んぼへ散布ですが、保育園の先生から藁が欲しいとのことでこの4列を「排ワラ」で。よくyoutubeで中国の稲刈りなどで「排ワラ」でダーっと刈り取りする動画がありますがうちもそんな感じで作業を収量。まだ4時過ぎですが、今日刈り取りした籾を明日昼までに乾燥して仕上げないと明日の稲刈りができないので、今日は作業おしまい。
稲作日記NO108(籾摺作業)

もみすり作業を行いました。今季から導入したライスグレーダの威力はすごいです。
何もトラブルなく作業完了。
うちの3反の田んぼと水田と読んでいる田んぼの稲刈りが残っているのですが昨日の大雨で田んぼの状態を心配したのですが、3反の田んぼはカラカラに乾いていたこともあり稲刈りすることに。
そのためには、今乾燥機にある籾を貯蔵庫へ移す作業をしなければいけないので行っていたら、貯蔵庫に繋がっている籾の排出パイプがはずれて籾が溢れているじゃありませんか。
緊急停止して、溢れたもみを掃除していざやり直すが乾燥機が止まってしまうアクシデント。
いつもの農機具屋のあんちゃんに電話すると今山口で行けるのは夕方とか、今昼2時。とりあえず乾燥機の止まった理由は詰まってしまったことが起因なので掃除して張り込み、風乾は問題ない事を確認していたら「毎度」といつも農機具屋のあんちゃんの相方さんが。
事情を説明して排出パイプや、昇降機も見てもらいましたが??? 特に異常はないとか。「排出してみましょうか」ということで、テストすると嘘のようにサクサク動いて問題なく終了。この時点で午後3時。
今から刈ってんでしょ、手伝いますよ
とのありがたーい御言葉に甘えて、家から離れた田んぼまで軽トラを運んでいただけることに、私はコンバインを運転して。
稲刈りをはじめてしばらくして、いつものあんちゃんが山口の帰りによっていただき、コンテナの籾を運ぶ作業していただけることに。私はコンバインで乾燥機いっぱいになるまでひたすら刈り続ける一番効率のいいパターン。
3時間ちょっとでいっぱいになり、作業終了。またまたライトをつけての作業でした。

戦い終えたコンバイン。本当に全開スピードだったのでよく頑張ってくれました。
作業を援助していただきありがとうございました。一人作業だとあとプラス一時間は必要だったと。
感謝感謝です。
Tag : 籾すり
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